皆さん、こんにちは。綾瀬市にある武内歯科医院です。
オフィスホワイトニングは歯医者で行われるホワイトニングです。オフィスホワイトニングは歯科医師や歯科衛生士などの有資格者だけが取り扱える高濃度の薬剤を使用するため、効果が得られやすいとされています。
オフィスホワイトニングを検討されている方のなかには、どのくらいの費用がかかるのか気になっている方もいるでしょう。保険適用の対象になるのかも気になるところです。
そこで今回は、オフィスホワイトニングにはどれくらいの費用がかかるのか、また保険適用の対象になるのか解説します。歯が白くなるまでにかかる回数や効果を長持ちさせる方法についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
オフィスホワイトニングとは
オフィスホワイトニングとは、歯科医院で行うホワイトニングです。歯科医師や歯科衛生士が歯の表面に漂白効果のある薬剤を塗布し、光を当てて歯を白くします。
使用する薬剤には、過酸化水素という成分が含まれています。過酸化水素には、歯の表面に着色した色素を分解する作用があります。そして、光や熱が加わるとより高い効果が得られるため、オフィスホワイトニングではLEDなどの光を一定時間当てます。
ホームホワイトニングとの違い
ホワイトニングにはオフィスホワイトニングのほかに、ホームホワイトニングという方法もあります。ホームホワイトニングとは、歯科医院で歯型を取ってマウスピースを作製し、自宅で薬剤を塗布したマウスピースを装着して歯を白くする方法です。
ホームホワイトニングでは過酸化尿素を主成分とした薬剤を使用します。オフィスホワイトニングよりも濃度の低い薬剤を使用するため、効果が現れるまで時間がかかりますが、歯の内部からじっくりと歯を白くしていきます。そのため、効果の持続期間が長いのが特徴です。
オフィスホワイトニングは保険適用の対象になる?
オフィスホワイトニングは保険適用の対象になりません。自由診療になるため、費用は患者さんの全額自己負担になります。
そもそも、保険が適用されるのは、病気やケガを改善・回復することが目的とした治療に限られます。ホワイトニングは歯を白くするという審美目的で行われるため、保険適用の対象にならないのです。
自由診療の場合、歯科医院ごとに値段を自由に設定できます。そのため、歯科医院によって費用に大きく差が出ることもあるでしょう。オフィスホワイトニングも歯科医院ごとに値段の設定が異なるため、複数の歯科医院を比較しながら検討してください。
オフィスホワイトニングの費用
オフィスホワイトニングの費用は歯科医院によって異なりますが、1回あたり2万~5万円が相場です。
ホームホワイトニングで理想的な白さを手に入れるまでには複数回施術を行うケースもあります。1回ごとに費用がかかるため、トータルすると10万円以上かかるケースもあるでしょう。
歯科医院によっては1回だけではなく、3回セットなどのメニューもあります。詳しい費用については、歯科医院で確認してください。
オフィスホワイトニングで歯が白くなる回数と頻度
オフィスホワイトニングは高濃度の薬剤を使用することから即効性があります。個人差はあるものの1回の施術で白くなったと実感できることもあります。
どの程度の白さを希望するのかによって必要な施術の回数は異なりますが、一般的には3〜5回程度で希望の白さを得られるケースが多いです。
ただし、オフィスホワイトニングの効果は永久ではありません。オフィスホワイトニングの効果は3〜6か月程度といわれています。希望の白さになるまでは1〜2週間に1回の頻度で通院し、その後の白さを維持するには2〜3カ月に1回の頻度で施術を受けると良いでしょう。
オフィスホワイトニングの効果を長持ちさせる方法
オフィスホワイトニングの効果を長持ちさせられれば、歯科医院に通う頻度が減るため、結果的に費用も抑えられます。ここでは、オフィスホワイトニングの効果を長持ちさせるためのポイントと注意点を解説します。
着色しやすい飲食物を控える
着色しやすい食べ物や飲み物を摂取すると、色素が歯の表面に付着し、再び歯が黄ばんでしまいます。
とくにオフィスホワイトニングの施術後はペリクルという歯の表面を保護する膜が剥がれるため、着色しやすい状態になります。ペリクルが再生するまで24~48時間程度かかるため、それまでの間は着色しやすい飲食物を避けましょう。
カレーやケチャップ、しょうゆ、ソースなど色の濃いものや、コーヒーや紅茶、赤ワインなどの着色しやすい飲みものは避けるべきです。
また、ホワイトニング後はイソフラボンを含む豆腐や豆乳、納豆なども避けたほうがよいでしょう。豆腐や豆乳は白いため、着色しにくいと思うかもしれません。
しかし、イソフラボンはポリフェノールの一種で、ポリフェノールが含まれるものを口にすると色素沈着を引き起こすことがあるため、避けたほうがよいのです。
酸性度の高い飲食物は控える
オフィスホワイトニング後24~48時間は、酸性度の高い飲食物にも注意が必要です。ホワイトニング後に酸性度の高い飲食物を口にすると、歯の表面のエナメル質が溶ける脱灰という現象が起こる可能性があります。脱灰を起こすと、着色しやすくなるのです。
また、エナメル質が溶けると虫歯の原因にもなるため、レモンやお酢、梅干しなど酸味のある飲食物は控えましょう。
喫煙を控える
タバコを吸うと、歯にヤニが付着します。ヤニは茶色く粘り気があり、歯が黄ばむ原因です。ホワイトニングで白い歯を手に入れることができても喫煙を続けていれば、すぐに歯が黄ばむでしょう。
ホワイトニング効果を少しでも長く持続させたいのであれば、タバコの本数を減らすことや、禁煙をすることが望ましいです。
歯磨きを丁寧に行う
ホワイトニングの効果を長持ちさせるには、毎日の歯磨きを丁寧に行うことが大切です。食後の歯磨きを怠ると、着色する原因になります。放置すると歯磨きでは落とせなくなり、再びホワイトニングが必要になるでしょう。
そのため、食後はしっかりと歯を磨くようにしましょう。外出先で歯を磨けない場合は、うがいをするだけでもある程度の汚れを落とせます。
また、歯を磨く際は、1本1本丁寧に磨くように心がけてください。さらに、ホワイトニング効果のある歯磨き粉を使用することで、食事による着色汚れを抑える作用が期待できます。
定期的に歯のクリーニングを受ける
ホワイトニングの効果を長持ちさせるためには、定期的に歯科医院で歯のクリーニングを受けることも大切です。歯科医院では専用の器具と機械を使って普段の歯磨きでは落としきれない歯石や歯垢を除去します。
クリーニング自体にホワイトニング効果はありませんが、クリーニングを受けることで着色汚れは落とせます。また、歯のクリーニングを受ける際に歯や歯茎の状態を確認してもらうことができるため、虫歯や歯周病の早期発見・早期治療につながります。
まとめ
オフィスホワイトニングは保険適用の対象になりません。自由診療なので歯科医院によって費用は異なりますが、1回あたり2万〜5万円が相場です。費用は高額ですが、即効性があるホワイトニング方法です。
ホワイトニング効果を長持ちさせるためには、毎日しっかりと歯磨きをすることと定期的に歯科医院で歯のクリーニングを受けることが大切です。喫煙習慣がある方は、禁煙することやタバコの本数を減らすことが推奨されます。
オフィスホワイトニングは高額であるため、しっかりとケアをして白い歯を維持しましょう。
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