神奈川県綾瀬市の武内歯科医院。インプラント治療を中心に、座間市・海老名市・大和市・藤沢市からも来院可。在宅サービスとして訪問歯科・往診歯科も対応しています。

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矯正歯科

矯正歯科治療とは

歯並びの悪さが身体に与える影響

不正咬合(悪い歯並び)は心身に大きな影響を与えます。

  • 食べ物をよくかみ砕けず、胃腸などの消化器に負担がかかる。
  • 発音の障害になる。
  • プラーク(歯垢)がたまって、むし歯や歯周病になりやすい。
  • 精神面への劣等感を植え付ける。
  • 対人関係で消極的になる心配がある。
  • 顔全体の印象に悪影響を与える。
⇒これらを解消するために行なうのが、矯正歯科治療です

私たちの歯は、細胞の新陳代謝と同じように、少しずつ新しい骨と古い骨とが置き換わっています。矯正歯科治療では歯を動かしますが、これはこの仕組みを利用しているといっていいでしょう。歯が歯槽骨のなかで動くメカニズムを利用し、矯正装置で弱い力をかけることによって歯を少しずつ動かしたい方向に移動させ、きれいな歯並びをつくる治療が、矯正と呼ばれる治療です。

時間をかけて、歯を根本的に治療します

矯正治療は時間がかかるのは事実です。矯正装置によって歯が動くスピードは、ひと月に約1mm程度です。しかし、この治療期間を頑張ることで、歯の移動が正常に行われ、咬み合わせも良くなってしっかりと噛めるようになり、見た目と機能の両方の悩みが解決することになるのです。

矯正治療法の種類

もっともポピュラーなのは「ブラケット」という装置を歯に取り付けて、ワイヤーで繋げて歯を動かしていく「ワイヤー矯正」です。近年では従来からある金属製ではなく、より目立ちにくいプラスチックやセラミック製のブラケットもあります。
そのほか、舌側に装置を取り付けて前から見えないようにする「舌側矯正」、取り外し可能なトレーを使う「マウスピース矯正」などいろいろな治療法がありますので、貴方のご希望をおきかせください。それぞれの治療法のメリット・デメリットを提示した上で、貴方に合った治療方法をご提案いたします。

▼矯正の治療例
【叢生(そうせい・八重歯)】

治療前

治療中

治療後

【上顎前突(じょうがくぜんとつ・出っ歯)】

治療前

治療中

治療後

【下顎前突(かがくぜんとつ・受け口)】

治療前

治療中

治療後

小児矯正

乳歯、あるいは乳歯と永久歯が混じりあった時期に、顎の成長を見ながら咬み合わせやあごの形、大きさなどの改善を行うものです。
歯並びを直すのは大人になってからでも可能ですが、顎の成長段階にある子供の時期に矯正を行なうことで、歯を動かすだけでなく顎の成長もある程度コントロールすることができ、歯を抜かずに済む可能性も高くなります。また、子供のうちに治療をはじめておくと、大人になってからの矯正を必要としなくなったり、また再度矯正することになっても治療の期間が通常より短くなる場合が多いです。
さらによいことには、調整のために定期的に歯科医院に通うことで、歯並びだけでなく歯の汚れやむし歯のチェックもしてもらえるため、歯の健康を保つことができます。

◎教えて!矯正治療Q&A

矯正はいつから始めたらよいでしょうか。
患者さんによって状態も異なるため、何歳からと断定するのは難しいです。何歳からでもはじめられますが、より効果をあげるためには、本来なら幼児期から矯正歯科医が定期的に観察していくのが理想的といえるでしょう。なぜなら、歯並びや口元、咬み合わせの問題は、歯の土台となるあごの形や大きさと密接な関係があるからです。
子どものうちに矯正を行なったほうがよいのですか?
歯並び自体は大人になってからでも治せますが、あごの骨のコントロールは、成長期のほうがずっと容易です。例えば、歯並びをよくするためにあごにスペースを作る方法として、歯を抜くことがありますが、早期治療を行うことであごの成長を促し、その結果歯を抜かずに済んだというケースも多数あります。
もしもお子さんの歯並びや口元が気になる場合は、単に美しさだけではなく、歯とあごとのバランスやトータルな機能の増進という点からも、早期治療が得策という場合があることを、知っておいていただきたいと思います。
治療の期間はどのくらい?
治療法の種類、患者さんの状態、装置の使用状況などによって異なりますので一概には言えません。例えば一般的なワイヤー矯正ですと平均的には2~3年程度、マウスピース矯正などは比較的簡単な矯正の場合が多いため、期間も約半年から2年程度のことが多いです。また、期間中には装置の調整と歯の状態確認・歯のクリーニングなどを行なうため1~2ヶ月に1回程度、通院する必要があります。
治療が終わったら、今後は保定が必要と言われました。保定とは?
装置で動かした歯は、そのままにしておくとまた元に戻ろうとします。治療が終わっても、ある程度の期間は歯のあと戻りを防ぐために、取り外しのできる器具を使うなどして「保定」を行なう必要があります。期間中は経過観察のため、2~6ヶ月に1回程度、通院が必要になることがあります。治療期間中と違って装置の着脱が自由になると、つい装着が面倒になって保定を怠り、逆戻りをしてしまうケースもあるので注意が必要です。
矯正治療は保険がききますか?
基本的には、矯正治療は健康保険の適用が受けられませんので、私費料金となります。ただし、唇顎口蓋裂や顎変形症(顎の手術を必要とする治療)に起因する不正咬合の治療には、健康保険が適用されるようになりました。
矯正治療の費用は、治療の難易度、治療期間、矯正装置の材料などによって異なりますが、最初に行う精密検査の結果をもとにして、料金が決定されます。
矯正治療は医療費控除が受けられる?
不正咬合の治療など通常の歯列矯正であれば、医療費控除の対象となり税金が還付されます。ただ、審美や美容を目的とした矯正とみなされると、対象とはなりませんので、もし確定申告の際に対象外とみなされた場合は、歯科医院で診断書を作成してもらいましょう。また歯科医院からの領収書や、銀行振込の控えなどはなくさないように保管しておいてください。