食育栄養保健指導
歯科で行う食育栄養保健指導
お口の健康状態は、全身のさまざまな健康状態と深く関連を持っています。歯科に通ってせっかくお口の健康を取り戻しても、食習慣や生活習慣が前と同じでは「真の健康」を取り戻すことは期待できません。
当院では、お口の疾患や歯並びの改善、かむ機能の回復のみにとどまらず、患者さんのお口の状態から関連が推測される、生活習慣病など全身の健康状態、食や生活習慣に関する問題とその改善方法について、オーダーメードでわかりやすいアドバイスを行っています。
食や生活習慣に起因する全身のトラブルをできるだけ早く改善し、健康で楽しい、有意義な生活を送っていただくことが、当院の目指す医療の最終目的です。
こんな方はぜひ当院の保健指導をおすすめいたします。
- 義歯を入れて、よく噛めるようになった方
- 早食い傾向のある方
- メタボ体質の方/激やせの方
- 歯周病で、肥満・メタボを伴う方
- インプラントを予定されている方
- 歯周病で、代謝性疾患を伴う方
- 歯周病で、血管疾患・循環器疾患を伴う方
食育栄養保健指導の概要
【指導スタッフ】
当院専属の管理栄養士・健康管理士が担当します。
【指導場所】
保健指導専用ルームを完備しております。
気軽に受講を楽しんでいただけるように、お茶やコーヒー、お菓子などをいただきながら、和やかな雰囲気で進めています。
▼ 指導1回目
まず、生活習慣アンケートやFFQ(食物摂取頻度調査)、体組成測定、咀嚼機能測定などを行い、患者さんの現在の身体状況をくわしく把握します。そして、その結果に基づいて個人別の取り組み目標を設定し、栄養・食事指導を行います。
咀嚼機能検査キット「グルコセンサー」
▼ 指導2・3回目
口腔疾患と全身の健康についての知識を深めていただきます。
生活習慣についてのアドバイスや、理想的な基礎代謝量の把握、適量運動量の処方、サプリメントの摂り方など、1回目の評価結果に基づいて、個々のライフスタイルに即し、歯科医学的視点も加味した具体的指導を行います。
▼ 指導4回目
第2・3回目の指導から3~6ヶ月後に実施します。
身体状況をアンケートや体組成測定で再度調査し、初回の結果との比較評価を行います。更に今後についてのアドバイスも行います。