皆さん、こんにちは。綾瀬市にある武内歯科医院です。
歯の黄ばみや着色汚れが気になっていて「ホワイトニングを受けたいけど、どのくらい費用がかかるのだろう」と疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ホワイトニングの費用や施術以外に必要な費用、費用が高い理由、白い歯を維持するためのポイントなどについて解説します。ぜひ参考にしてください。
目次
ホワイトニングの費用
ホワイトニングの費用の目安は、施術の種類によって異なります。ここでは、種類別に費用の目安をご紹介します。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングとは、歯科医院で施術を受ける方法のことです。歯科医院で歯科医師や歯科衛生士といった有資格者が実施するため、より高濃度の薬剤を使用できます。即効性が高く、1回の施術でもある程度白さを実感できる方が多いでしょう。
理想の白さを得るためには2~3回程度施術をくり返し受ける必要があり、効果の持続期間は3~6ヵ月ほどです。費用の目安は、1回あたり2万~7万円です。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングとは、自宅で患者さま自身が施術を行う方法のことです。この方法では、歯科医院でマウスピースを作製し、処方された薬剤を用いて施術を行います。
施術は、1日1~2時間程度を毎日続ける必要があり、効果が実感できるまで2週間程度かかることが一般的です。ホームホワイトニングでは、オフィスホワイトニングよりも低濃度の薬剤を使用するため効果が出るまで時間がかかります。
しかし、じっくりと時間をかけて薬剤を浸透させるため、持続性には優れており6ヵ月~1年ほど白さが持続するとされています。費用の目安は、マウスピースの作製費用として1万5,000円~4万円程度、7日分の薬剤の費用として5,000円程度です。
デュアルホワイトニング
デュアルホワイトニングとは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせて行う方法です。歯科医院でプロによる施術を受けた後、自宅に帰ってから患者さま自身が施術を続けていきます。
それぞれの利点を兼ね備えているため、即効性と持続性の両方を実感できるのが特徴です。持続効果の目安は、1~2年程度となります。費用の目安は、歯科医院での施術費用や薬剤の費用などを合わせて、5万~8万円程度です。
決して安くはありませんが、より早くより長く歯の白さを実感したい方に選ばれています。
ホワイトニングの施術以外に必要となる費用
ホワイトニングを受ける場合、施術にかかる費用以外に別途費用がかかることがあります。ご紹介する費用でも、ホワイトニングの基本料金に含まれていることもありますので、事前に歯科医院に確認するとよいでしょう。
診察代や治療費
ホワイトニングの施術を行うにあたって、まずはお口の状態を確認します。このとき虫歯や歯周病が見つかった場合には、治療が必要です。
歯科診断には4,000円~5,000円、虫歯の治療費には保険適用の3割負担で1,500円~2万円程度かかります。また、歯周病治療では保険適用の3割負担で、軽度の場合には5,000円~1万円となります。重度だと、3万~10万円程度かかることも考えられるでしょう。
クリーニング料金
施術前に歯の表面に付着した汚れやタバコのヤニなどを取り除くことは、施術の効果を高め色ムラの防止に役立ちます。審美目的のクリーニングは保険適用外となるため、1万円程度かかることが一般的です。
コーティング料金
施術後の歯は着色しやすいため、コーティングを施す歯科医院もあります。コーティングにかかる料金の目安は、5,000円~1万円です。この費用はホワイトニングの料金に含まれていることも多いので、事前に歯科医院に確認しましょう。
施術本数の追加料金
施術対象が〇本までと設定されているケースもあります。本数を追加したい場合には、その分追加で料金がかかることになります。
照射時間の追加料金
オフィスホワイトニングでは、歯に薬剤を塗布した後にLEDライトを照射します。この照射時間によっても追加料金が発生する場合もあります。
照射時間についての追加料金の有無や不明点についても、カウンセリング時に確認しておきましょう。
アフターケアの追加料金
ホワイトニングによって得られる歯の白さは、永久に続くものではありません。時間が経てば色戻りを起こしますので、白さを維持するためには施術後のアフターケアでメンテナンスを行っていく必要があります。
1年間にかかるメンテナンスの料金は、ホワイトニングの種類によっても異なります。オフィスホワイトニングは12万~28万円、ホームホワイトニングは6万円、デュアルホワイトニングは5万~10万円程度が目安です。
歯医者のホワイトニングが高いのはどうして?
歯医者でのホワイトニングは、保険適用外の自費診療となります。そのため、費用が高額になることが一般的です。
また、歯科医師や歯科衛生士などのプロが施術を行うことに加え、市販では扱うできない濃度の高い薬剤を使用します。特殊なライトの照射やマウスピースの作製など、歯科医院ならではの専門性の高い施術となることも、費用が高額になる理由といえるでしょう。
ホワイトニング後の白い歯を維持するためには
ここからは、ホワイトニングの効果を維持するための方法について解説します。
飲食する前に水を飲む
歯の表面が乾いていると着色汚れが付きやすくなります。色戻りを防ぐためには、飲食をする前に水を飲んで口の中を潤った状態にしておくことが大切です。
また、ガムを噛んで唾液の分泌を促すのも着色汚れの防止に役立ちます。
色素の濃い飲食物を控える
白い歯を維持するためには、色素の濃い飲食物を控えることも重要です。例えば、カレーやコーヒー、紅茶などです。着色しやすい飲食物を口にした場合には、その後すみやかに歯を磨くことを意識しましょう。
こまめにブラッシングを行う
施術の効果を長持ちさせるためには、こまめにブラッシングを行い、お口の中を清潔な状態に維持することが重要です。外出先などで食後に歯磨きができない場合には、口をゆすぐだけでもよいので、口の中を汚れたままにしないように意識しましょう。
なお、ブラッシングの際には、フッ素950ppm以上の歯磨き粉を使用すると、歯の表面にステインが付着するのを防止できます。
禁煙する
タバコに含まれるニコチンやタールは、歯の着色汚れの原因となります。白い歯を維持したいのであれば禁煙しましょう。
また、タバコは着色汚れだけでなく、歯周病のリスクも高めます。お口全体の健康を守るためにも、タバコをやめることを検討してみてはいかがでしょうか。
定期的にクリーニングを受ける
毎日丁寧にケアをしているつもりでも、歯垢や歯石は蓄積していきます。歯が色戻りするのを防ぐことはもちろん、虫歯や歯周病を予防するためにも、1~3ヵ月に1回は歯科医院でクリーニングを受けましょう。
歯科医院での定期受診では、ブラッシング指導を受けることも可能です。歯磨きの癖や磨き残しやすい箇所などを知ることで、日々のケアにも役立つでしょう。
まとめ
歯を白くするために歯科医院で受けられる施術の種類は、オフィスホワイトニング・ホームホワイトニング・デュアルホワイトニングの3つです。それぞれ施術の方法や効果が現れるまでの期間、効果の持続期間、費用などが異なります。
また、ホワイトニングで手に入れた白さを維持し続けるためには、メンテナンスを行うことも必要です。メンテナンスにも費用がかかりますので、将来的にかかる費用についても考慮した上で治療を検討するとよいでしょう。
ホワイトニングでお悩みの方や不明点がございましたら、神奈川県綾瀬市にある武内歯科医院にお気軽にご相談ください!
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