神奈川県綾瀬市の武内歯科医院。インプラント治療を中心に、座間市・海老名市・大和市・藤沢市からも来院可。在宅サービスとして訪問歯科・往診歯科も対応している歯医者です。

コラム

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ワイヤー矯正後のリテーナーとは?装着期間と装着時間も解説!

皆さん、こんにちは。綾瀬市にある武内歯科医院です。

ワイヤー矯正のイメージ

矯正治療において、ワイヤー矯正後のリテーナーの使用は非常に重要です。矯正治療によって歯を整えたあと、そのまま放置すると、元の位置に戻ろうとする後戻りが起こる可能性があるためです。

その後戻りを防ぐために使用するのがリテーナーです。しかし、一体どんなものなのかと疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ワイヤー矯正後のリテーナーの種類や装着時間、注意点などについて解説していきます。

ワイヤー矯正とは

ワイヤー矯正で使用する器具

ワイヤー矯正とは、歯にブラケットと呼ばれる装置を取り付け、そこにワイヤーを通して力を加えることで、歯を理想的な位置に少しずつ動かしていく矯正治療の方法です。歯科矯正の中でも最も歴史があり、確かな実績を持つ治療法とされています。

この方法では、ブラケットが1本1本の歯に直接固定されるため、細かい調整が可能で、軽度から重度までさまざまな歯列の乱れに対応できるとされています。特に複雑な症例や、噛み合わせに大きな問題がある場合でも、綿密にコントロールしながら治療を進められるのが大きな強みです。

ワイヤー矯正と聞くと、銀色の目立つ装置をイメージするかもしれませんが、近年では透明や白色の目立ちにくい素材も使用できるようになっており、見た目への配慮も進んでいます。

治療期間は歯並びの状態によって異なりますが、一般的には1年半から3年程度が標準的な目安とされています。長期間にわたって歯を動かすため、治療中はこまめな調整やセルフケアが必要になりますが、治療後には見た目にも機能にも優れた歯並びが期待できます。

リテーナーとは

リテーナーのイメージ

リテーナーとは、矯正治療が終了したあとに使用する、歯の後戻りを防ぐ保定装置のことです。矯正治療によって理想的な位置へと移動した歯は、そのままの状態では少しずつ元の位置に戻ろうとする性質があります。

これは、歯を支える骨や歯茎などの組織が新しい歯の位置に慣れるまでに時間がかかるためです。リテーナーはその間、歯が正しい位置に安定するようサポートする役割を担っています。

ワイヤー矯正後のリテーナーの種類

ワイヤー矯正後のリテーナーの種類

ワイヤー矯正後に使用するリテーナーにはいくつかの種類があり、装着感や取り外しの有無、見た目などに違いがあります。ここでは、代表的なリテーナーの種類を紹介します。

プレートタイプ

プレートタイプは、取り外しが可能なリテーナーで、主プラスチックのプレートと細いワイヤーで構成されています。歯の表側にワイヤーを添わせて、歯並びを安定させます。矯正治療後によく使われるオーソドックスなタイプで、広く使用されています。

特徴としては、歯の裏側と表側の両方から歯並びを支えることができる点が挙げられます。さらに、装着や取り外しが簡単なため、食事や歯磨きの際に外して口腔内を清潔に保つことができます。

一方で、ワイヤーが前歯にかかるため見た目が気になることや、しゃべりにくさを感じる人がいることがデメリットとして挙げられます。また、装着時間をしっかり守らないと後戻りが起こる可能性があるため、自己管理が必要です。

マウスピースタイプ

マウスピースタイプのリテーナーは、透明なプラスチック素材で作られており、歯を全体的に包み込んで保定する装置です。見た目が自然で、装着中もほとんど気づかれないのが大きな特徴です。また、装置の取り外しが自由にできるため、食事や歯磨きがこれまでどおり行え、衛生的に使えるという利点もあります。

さらに、薄くて軽い設計のものが多く、装着時の違和感も最小限に抑えられています。そのため、学校や職場でも安心して使えると人気があります。

ただし、取り外しができる分、患者さま自身がきちんと管理しないといけません。決められた時間きちんと装着しないと、後戻りの原因になることもあります。

フィックスタイプ

フィックスタイプは、歯の裏側に細いワイヤーを固定するタイプのリテーナーです。主に前歯の裏側に接着されることが多く、取り外しはできません。

メリットは、24時間常に固定力が働くため、歯が動くのを防ぎやすい点です。また、裏側にあるため見た目も気にならず、発音や食事にもほぼ影響がありません。装着を忘れる心配がないため、自己管理が苦手な方にも選ばれています。

ただし、歯磨きの際に気をつけないと汚れが溜まりやすくなるため、専用の歯ブラシやフロスを使った丁寧なケアが必要です。

リテーナーの装着期間と装着時間

リテーナーの装着期間を示すためのカレンダー

矯正治療後の後戻りを防ぐためには、リテーナーを正しく使用することが大切です。ここでは、リテーナーをどのくらいの期間、どのようなペースで使うのかについて解説します。

リテーナーの装着期間

リテーナーは、矯正治療が終わったあと、基本的に2〜3年ほど装着する必要があります。ただし、歯が元に戻ろうとする後戻りという現象は、矯正後すぐの時期がもっとも起こりやすく、特に最初の半年から1年は歯をしっかり固定させるための重要な期間となります。そのため、まずは徹底してリテーナーを使い、安定するまで様子を見ます。

人によって後戻りのリスクや歯並びの状態が異なるため、使用期間は医師の判断に応じて変わります。

リテーナーの装着時間

リテーナーの装着時間は、矯正治療直後と安定期で区別して考えることが大切です。

矯正治療直後のリテーナーの装着時間は、1日20時間以上が推奨されます。食事や歯磨きの時間以外は、常にリテーナーを装着する必要があります。食事の際はリテーナーを一時的に外しますが、その後は再度装着しましょう。また、外した際は必ずケースに入れるなど、紛失や破損を避けるための対策も必要です。

矯正治療後、ある程度時間が経過して歯並びが安定してくれば、リテーナーの装着は夜間のみでよくなるケースもあります。歯科医師の指示に従いながら、段階的に装着時間を減らしていくことが一般的です。

リテーナーを使用するときの注意点

リテーナーを使用するときの注意点

リテーナーを効果的に使用するためには、いくつかのポイントに気をつける必要があります。

必ず指示どおりに装着する

リテーナーは、ただ何となく使えばよいというわけではありません。装着しなければならない時間や期間を守ることが大切です。

特に矯正が終わった直後の時期は、歯が新しい位置にまだしっかりと固定されていない状態です。このため、リテーナーをつけていない時間が長くなると、歯が少しずつ動き、せっかく整った歯並びが崩れてしまうことがあります。

歯科医師から言われたとおりの時間、リテーナーをつけるようにしましょう。自分の判断でやめたりつけたりするのではなく、必ず指示を守ることが大切です。

取り外したら専用ケースに入れる

リテーナーを外したときは、必ず専用のケースに入れて保管することが大切です。ティッシュやハンカチに包んで置いておくと、捨ててしまったり、落として壊したりする恐れがあります。

また、ケースに入れておくことで、外部の細菌やホコリからリテーナーを守れます。ケースは通気性のある清潔な状態に保ち、バッグの中やポケットに直接入れることは避けましょう。

丁寧に洗浄する

リテーナーは、口の中に装着したままにしておくと、汚れや細菌が付着しやすくなります。また、リテーナーの表面に細菌が繁殖すると、虫歯や歯周病、口臭の原因になる可能性もあります。

そのため、リテーナーを清潔に保つことはとても重要です。基本的には、毎回外したあとに水で洗い流し、必要に応じて専用の洗浄剤を使用するとよいでしょう。

熱湯や食器用洗剤、アルコールなどで洗うと、素材が変形したり劣化したりするおそれがあるため、避けてください。

異変を感じたら歯科医院に相談する

リテーナーを使っている最中に、痛みや違和感、装着しにくさなどの異変が出た場合は、そのままにせず歯科医院に相談することが大切です。特に、痛みが続くときや、以前よりもリテーナーが合わなくなったと感じるときは、歯が動いている可能性もあります。

早めに診てもらうことで、後戻りを防ぎ、スムーズに調整や作り直しができるようになります。自己判断で使い続けると、歯並びが悪化することもあるため、気になることがあれば遠慮せず、歯科医院に連絡しましょう。

まとめ

ワイヤー矯正のイメージ

ワイヤー矯正で手に入れたきれいな歯並びを、長く保つためには、リテーナーの使用が欠かせません。リテーナーにはさまざまな種類があり、装着時間や使い方も人によって異なりますが、いずれの場合も、決められたルールを守ることが重要です。

見た目だけでなく、噛み合わせや発音など口全体のバランスを安定させるためにも、リテーナーの役割は大きいといえます。矯正が終わったから安心ということではなく、リテーナーを正しく使い続けることが、きれいな歯並びを守るための最後のステップだといえるでしょう。

わからないことや不安な点があれば、我慢せず歯科医院に相談して、しっかりとサポートを受けながらケアを続けていくことが大切です。

ワイヤー矯正でお悩みの方や不明点がございましたら、神奈川県綾瀬市にある武内歯科医院にお気軽にご相談ください!

当院の一般診療メニューはこちら、インプラントや訪問歯科も対応しております。初診・再診のネット予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。

■この記事の監修者

武内 伸賢

経歴
  • 桐蔭学園高等学校卒業
  • 日本大学 歯学部卒業
  • 横浜市立大学 医学部 顎顔面口腔機能制御学講座
  • 藤沢市民病院(口腔外科・麻酔科研修)
  • 武内歯科在宅医療訪問診療部開設 在宅医療への取り組み
  • 鶴見大学 歯学部付属病院歯科麻酔科
  • 医療法人ひらい会 名古屋歯科
  • 企業主導型保育園こぐま保育園開設
  • 厚生労働省委託事業 緩和医療学会
  • がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了 第20297-2号
所属学会
  • 日本抗加齢医学会
  • 日本口腔外科学会
  • 日本歯科麻酔学会
  • 日本摂食嚥下リハビリテーション学会
  • 米国心臓協会公認(AHA) 救命救急ACLS provider
  • 日本救命医学会(JHA)公認 ICLS研修修了

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